自然科学部ブログ

お祝い とうきょう総文2022自然科学部門 本県代表校の結果

令和4年7月31日から8月4日に開催された「とうきょう総文2022」(第46回全国高等学校総合文化祭)の自然科学部門が東京富士大学で行われました。

本県から出場した5校のうち2校が入賞しました。

【物理部門】
  ・優秀賞 県立日立一高 物理部「紙飛行機の飛距離をのばすための条件」

【化学部門】
  ・奨励賞 県立並木中等教育学校 科学研究部「パンジーの蛍光成分を探る」

とうきょう総文2022 自然科学部門 表彰校一覧

会議・研修 令和4年度 夏季研究大会および合同観測会を実施しました

令和4年8月6日(土)に、令和4年度 茨高文連自然科学部 夏季研究大会および合同観測会を開催いたしました。3年ぶりの開催ですが、新型コロナウイルス感染防止対策のため、会場を3カ所に分散させて、オンラインで同時に開催いたしました。

【日立会場】会場:日立シビックセンター
 ・参加校:日立一高、日立北高、水戸一高、緑岡高、水戸農業高、水城高

【水戸会場】会場:茨城県立図書館
 ・参加校:水戸二高、勝田高、鉾田一高、下館一高

【土浦会場】会場:県立土浦三高
 ・参加校:土浦三高、竜ケ崎一高、藤代高、牛久高、牛久栄進高、霞ヶ浦高

午後2時から開催、部長挨拶の後、高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 シニアフェローの藤本順平先生による「タイムマシンと宇宙」のご講演を拝聴しました。

午後4時から生徒交流会として、各学校の代表生徒による部活動紹介が行われました。

午後5時からの天体観測会は、あいにくの曇天のため、各会場毎に天体望遠鏡の使い方の講習が行われ、午後6時に解散しました。

※ 写真は水戸会場の様子です

令和3年度 茨高文連自然科学部 研究発表会審査会を開きました

11月6日(土)に日立第一高校で、令和3年度 茨高文連 自然科学部 研究発表会審査会を開催しました。
茨城県内の高等学校・中等教育学校から、物理、化学、生物、地学の研究発表を録画したDVDとポスターが提出され、各分野ごとに厳正なる審査が行われました。

 

 

審査の結果,次の通り受賞作品が決まりました。
各部門で最優秀賞を受賞した学校にはトロフィーを贈呈。研究作品は,2022年8月に東京都で行われる『第46回 全国高等学校総合文化祭 自然科学部門』に出展します。

物理部門

学校名 部活動名 題目 備考
最優秀賞 日立一高 物理部 紙飛行機の大きさと形状との距離による実験

全国高校総文祭出場

優秀賞 日立北高 科学部 泳ぐ人工イクラに対するアルコールの影響 Ver.2  ポスター部門で全国高校総文祭出場へ
奨励賞 日立一高 物理部 エアコンと換気を組み合わせた場合の風の流れの変化について  

化学部門

学校名 部活動名 題目 備考
最優秀賞 並木中等 科学研究部 紫外線照射下で見るパンジー --蛍光成分をTLC法で探る-- 全国高校総文祭出場
優秀賞 日立一高 化学部 安全な日立製カラミ煉瓦の作製に関する研究  
奨励賞 並木中等 科学研究部 ヘキサン・塩酸間における赤色蛍光物質の挙動  

生物部門

学校名 部活動名 題目 備考
最優秀賞 並木中等 科学研究部 ニホンヤモリの体色変化パート4 --寒冷環境での模様発生-- 全国高校総文祭出場
優秀賞 下妻一高 生物部 ヤブカラシの生態Ⅷ --根茎による化学屈性能力を探る--  
奨励賞 並木中等 科学研究部 ハカラメの発芽のメカニズムを探るⅣ  

地学部門

学校名 部活動名 題目 備考
最優秀賞 土浦三高 科学部 地電流の測定 全国高校総文祭出場
優秀賞 日立一高 生物部 東滑川ヒカリモ公園の洞穴の水位の研究 --降水量との関係--  
奨励賞 並木中等 科学研究部 <<金星の謎>> スーパーローテーションに迫る Part4  

ポスター部門

学校名 部活動名 題目 備考
最優秀賞 日立北高 科学部 泳ぐ人工イクラに対するアルコールの影響 Ver.2 全国高校総文祭出場
優秀賞 並木中等 科学研究部 ニホンヤモリの体色変化パート4 --寒冷環境での模様発生-- 生物部門で
全国高校総文祭出場
奨励賞 日立一高 物理部 紙飛行機の大きさと形状との距離による実験  

令和元年度 冬季研究大会および合同観測会を行いました

一年の中で夜空が最も美しい12月に、恒例の冬季研究大会および天体観測会(冬季合同合宿)をプラトーさとみで行いました。

 前半グループ:令和元年12月20日(金)-- 21日(土),8校 生徒67名参加
 後半グループ:令和元年12月21日(土)-- 22日(日),9校 生徒78名参加

 

12月20日(金)
 午後3時30分に、前半グループ8校がプラトーさとみに集合。
 午後4時30分から、講演ワークショップ(少人数の科学講座)、午後5時30分から夏の星座などの観測を行いました。
 夕食後,2回目の天体観測(秋の星座など)→ 講演ワークショップ →3回目の天体観測(冬の星座など)を行い、深夜0時過ぎから観測ドームで観測を行いました。

 

12月21日(土)
 午前8時30分から太陽観測をを行う予定でしたが、あいにくの曇り空のため、屋内で太陽についての講義を聴きました。
 午前10時に後半グループ9校がプラトーさとみに到着。
 茨城大学理学部の百瀬宗武先生による全体講演「電波でみる宇宙の姿 -- 大型望遠鏡アルマによる最近の成果を中心に --」を聴きました。
 午後から、生徒実行委員による生徒交流会を行いました。グループを作り、新聞紙と接着剤を使って高く積み上げたグループが勝ちになるゲームを行いました。

 午後2時30分に前半グループが解散。
 午後4時30分から後半グループによる講演ワークショップを行いました。夕方になっても天候が悪く、観測をあきらめていましたが、午後11時過ぎに星空が見えたので急遽天体観測を始めました。

12月22日(日)
 午前8時30分からの太陽観測は曇天のため中止、午前9時30分に解散しました。

参加者全員で記念撮影

令和元年度 研究発表会 兼 全国高総文祭予選会 を行いました

土浦第三高校にて,令和元年度 茨高文連 自然科学部 研究発表会を開催しました。
茨城県内の高等学校・中等教育学校から、物理7、化学9、生物9、地学3、ポスターのみ1の合計29件の研究発表が行われました。
午前中は口頭発表。スライドを使って工夫を凝らしたプレゼンが行われました。
午後からは写真のようなポスター発表のあと,筑波大学生命環境系助教の高橋真哉先生による基調講演がありました。

審査の結果,次の通り受賞作品が決まりました。
各部門で最優秀賞を受賞した研究作品は,2020年8月に高知県で行われる『第44回 全国高等学校総合文化祭 自然科学部門』に出展します。

物理部門

学校名 部活動名 題目 備考
最優秀賞 日立北高 科学部 アルギン酸バリウムゲル粒子による自己駆動運動 2nd

全国高校総文祭出場

優秀賞 並木中等 科学研究部 リングキャッチャーのシミュレーション  
奨励賞 日立一高 物理部 3連成振り子の周期について  

化学部門

学校名 部活動名 題目 備考
最優秀賞 水戸一高 化学部 金属の酸化によるアボガドロ定数のずれの利用と評価 全国高校総文祭出場
優秀賞 日立一高 化学部 アゾ化合物の合成における安全なジアゾカップリング反応の確立  
奨励賞 水戸一高 化学部 有機溶媒下における光触媒作用へのラジカルの影響  

生物部門

学校名 部活動名 題目 備考
最優秀賞 水戸一高 生物同好会部 線虫の連合学習における記憶の書き換え回数と行動の関連性 全国高校総文祭出場
優秀賞 並木中等 科学研究部 シロツメクサにおいて気孔開閉は就眠運動機構に関与しているか? ポスター部門で
全国高校総文祭出場
奨励賞 水戸一高 生物同好会部 マイタケの子実体の成分が出芽酵母の代謝に与える影響  

地学部門

学校名 部活動名 題目 備考
最優秀賞 日立一高 地学部 茨城県会瀬海岸でみられた4年間にわたる海浜地形変動とその要因について 全国高校総文祭出場
優秀賞 土浦三高 科学部 ケフェウス座δ星の光度変化に伴うスペクトルの変化
-- 70mm プリズムで捉えられるのか --
 
奨励賞 土浦一高 地学部 湿度と音の相関関係(2年次)  

ポスター部門

学校名 部活動名 題目 備考
最優秀賞 並木中等 科学研究部 シロツメクサにおいて気孔開閉は就眠運動機構に関与しているか? 全国高校総文祭出場
優秀賞 水戸一高 化学部 金属の酸化によるアボガドロ定数のずれの利用と評価 化学部門で
全国高校総文祭出場
奨励賞 並木中等 科学研究部 着色を用いずに特定の波長の光をカットする