自然科学部ブログ
令和4年度 冬季研究大会および合同観測会 実施しました
令和4年度 冬季合同合宿(正式名称:茨城県高等学校文化連盟 自然科学部 冬季研究大会および合同観測会)を実施しました。
参加校:
・前半参加グループ
令和4年12月16日(金)~17日(土)
3校(水戸一高、鉾田一高、水城高) 計25名
・後半参加グループ
令和4年12月17日(土)~18日(日)
5校(日立一高、日立北高、水戸農業高、土浦三高、下館一高)計38名
12月16日(金)
15:30 会場のプラトーさとみに、前半参加グループが集合
16:30 夏の星座、星雲、土星、木星を観測しました
17:00 1回目の講演ワークショップ(科学の小講座)を受講
18:00 夕食
19:00 スターキャッチコンテスト開催。指定された天体を早く望遠鏡に導入するコンテストです。3校で競技を行った結果、鉾田一高が優勝しました。
20:00 講演ワークショップ(2回目)※1回目と違う講座を選んで受講しました
21:00 冬の星座、星雲等を観測
22:00 入浴
23:00 屋上の天体観測ドームから主に惑星を観測した後就寝
12月17日(土)
この日はあいにくの曇天。朝食後に予定をしていた太陽観測は中止となり、土浦三高の岡村典夫先生から太陽についての講義を聴きました。
また、前夜行われたスターキャッチコンテストで優勝をした鉾田一高に、合宿の取材に訪れていた作家の辻村深月先生から、アニメ映画「かがみの孤城」のサイン入り招待券が贈られました。
9:30 後半参加グループが合流
10:00 天文講演を予定していた茨城大学の先生が体調不良により欠席。急遽、土浦三高の岡村先生による「望遠鏡の歴史」と、県自然博物館の細谷正夫先生による「天体望遠鏡の使用方法」の2講義を聴きました。
昼食を挟んで、12:30から、生徒交流会を行いました。
自然科学部 生徒実行委員の日立一高の生徒たちの進行のもと、学校混合のグループを作り自己紹介の後、パスタタワーで競いました。
14:30 交流会終了後、参加者全員で記念撮影。
前半グループはこれで解散しました。
16:00 曇天で観測ができないため、後半グループは講演ワークショップを行いました。
夕食・入浴後、20:00に就寝。
12月18日(土)
午前4:00起床、空は快晴。天体観測を行いました。
7:30 朝食後、太陽観測を行い、後半グループが解散しました。
令和4年度 茨高文連自然科学部 研究発表会を開催しました
令和4年11月6日(日)に土浦第三高校で、令和4年度 茨高文連 自然科学部 研究発表会を開催しました。
茨城県内の高等学校・中等教育学校の科学系部活動による、物理、化学、生物、地学の研究発表が行われました。
午前中は口頭発表。各学校が日頃の研究成果を発表しました。
午後はポスター発表を行いました。
ポスター発表終了後、記念講演として、合同会社てんコロ. の佐々木恭子先生による、気象(特に雲)に関する講演を聞きました。
佐々木恭子先生のプロフィール(合同会社てんコロ. 公式サイトより)
審査の結果、次の通り受賞作品が決まりました。
各部門で最優秀賞を受賞した学校にはトロフィーを贈呈。研究作品は、2023年8月に鹿児島県で行われる『第47回 全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文) 自然科学部門』に出展します。
◎物理部門
賞 | 学校名 | 部活動名 | 題目 | 備考 |
最優秀賞 | 土浦三高 | 科学部 | マグヌス効果の定量測定 |
全国高校総文祭出場 |
優秀賞 | 日立一高 | 物理部 | ドミノ倒しの法則性に関する考察 | |
奨励賞 | 土浦一高 | 物理実験部 | 管で連結した複数水槽の水位変化 |
◎化学部門
賞 | 学校名 | 部活動名 | 題目 | 備考 |
最優秀賞 | 並木中等 | 科学研究部 | パンジーの蛍光成分を探る | 全国高校総文祭出場 |
優秀賞 | 並木中等 | 科学研究部 | スピルリナ抽出物ヘキサン溶液と塩酸における赤色蛍光物質の挙動 | ポスター部門で全国総文祭出場 |
奨励賞 | 日立一高 | 化学部 | 融点降下に与える分子構造の影響 |
◎生物部門
賞 | 学校名 | 部活動名 | 題目 | 備考 |
最優秀賞 | 並木中等 | 科学研究部 | エチレンによりカイワレダイコンの胚軸が割れる理由を探る | 全国高校総文祭出場 |
優秀賞 | 並木中等 | 科学研究部 | エンドウの枝分かれのメカニズムを探る Part.5 | |
奨励賞 | 並木中等 | 科学研究部 | ニホンヤモリの体色変化 パート 5 ~視覚以外の刺激による模様発生を探る~ |
◎地学部門
賞 | 学校名 | 部活動名 | 題目 | 備考 |
最優秀賞 | 日立一高 | 生物部 | 東滑川ヒカリモ公園の洞穴における水位変化の要因を解析する | 全国高校総文祭出場 |
優秀賞 | 日立一高 | 地学部 | 河川の氾濫する地形的条件と砂防ダムの関係性 | |
奨励賞 | 土浦三高 | 科学部 | 超軽量望遠鏡鏡筒の製作 |
◎ポスター部門
賞 | 学校名 | 部活動名 | 題目 | 備考 |
最優秀賞 | 並木中等 | 科学研究部 | スピルリナ抽出物ヘキサン溶液と塩酸における赤色蛍光物質の挙動 | 全国高校総文祭出場 |
優秀賞 | 並木中等 | 科学研究部 | エチレンによりカイワレダイコンの胚軸が割れる理由を探る | 生物部門で 全国高校総文祭出場 |
奨励賞 | 並木中等 | 科学研究部 | パンジーの蛍光成分を探る |
令和4年度 茨高文連自然科学部 研究発表会 結果一覧 (PDF形式)
プラネタリウム研修会を開催しました
令和4年9月19日(月)、日立シビックセンター天球劇場において「茨高文連 自然科学部 プラネタリウム研修会」を開催しました。
参加校:日立一高、日立北高、水戸一高、緑岡高、水戸農高、土浦三高、牛久高、水城高
参加生徒:約30名
16:00 一般客と一緒にプラネタリウムを鑑賞
16:45 部長あいさつ
16:50 シビックセンター職員による、プラネタリウムの歴史、仕組み、操作方法の説明
17:30 生徒たちによるプラネタリウムの原稿朗読、プラネタリウム操作
18:00 解散後、希望者が残ってプラネタリウムを自由に操作
本格的なプラネタリウムを操作できるとあって、生徒たちは興味深く、夢中で取り組んでいました。
とても貴重な体験でした。
とうきょう総文2022自然科学部門 本県代表校の結果
令和4年7月31日から8月4日に開催された「とうきょう総文2022」(第46回全国高等学校総合文化祭)の自然科学部門が東京富士大学で行われました。
本県から出場した5校のうち2校が入賞しました。
【物理部門】
・優秀賞 県立日立一高 物理部「紙飛行機の飛距離をのばすための条件」
【化学部門】
・奨励賞 県立並木中等教育学校 科学研究部「パンジーの蛍光成分を探る」
令和4年度 夏季研究大会および合同観測会を実施しました
令和4年8月6日(土)に、令和4年度 茨高文連自然科学部 夏季研究大会および合同観測会を開催いたしました。3年ぶりの開催ですが、新型コロナウイルス感染防止対策のため、会場を3カ所に分散させて、オンラインで同時に開催いたしました。
【日立会場】会場:日立シビックセンター
・参加校:日立一高、日立北高、水戸一高、緑岡高、水戸農業高、水城高
【水戸会場】会場:茨城県立図書館
・参加校:水戸二高、勝田高、鉾田一高、下館一高
【土浦会場】会場:県立土浦三高
・参加校:土浦三高、竜ケ崎一高、藤代高、牛久高、牛久栄進高、霞ヶ浦高
午後2時から開催、部長挨拶の後、高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 シニアフェローの藤本順平先生による「タイムマシンと宇宙」のご講演を拝聴しました。
午後4時から生徒交流会として、各学校の代表生徒による部活動紹介が行われました。
午後5時からの天体観測会は、あいにくの曇天のため、各会場毎に天体望遠鏡の使い方の講習が行われ、午後6時に解散しました。
※ 写真は水戸会場の様子です
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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