自然科学部ブログ
令和元年度 冬季研究大会および合同観測会を行いました
一年の中で夜空が最も美しい12月に、恒例の冬季研究大会および天体観測会(冬季合同合宿)をプラトーさとみで行いました。
前半グループ:令和元年12月20日(金)-- 21日(土),8校 生徒67名参加
後半グループ:令和元年12月21日(土)-- 22日(日),9校 生徒78名参加
12月20日(金)
午後3時30分に、前半グループ8校がプラトーさとみに集合。
午後4時30分から、講演ワークショップ(少人数の科学講座)、午後5時30分から夏の星座などの観測を行いました。
夕食後,2回目の天体観測(秋の星座など)→ 講演ワークショップ →3回目の天体観測(冬の星座など)を行い、深夜0時過ぎから観測ドームで観測を行いました。
12月21日(土)
午前8時30分から太陽観測をを行う予定でしたが、あいにくの曇り空のため、屋内で太陽についての講義を聴きました。
午前10時に後半グループ9校がプラトーさとみに到着。
茨城大学理学部の百瀬宗武先生による全体講演「電波でみる宇宙の姿 -- 大型望遠鏡アルマによる最近の成果を中心に --」を聴きました。
午後から、生徒実行委員による生徒交流会を行いました。グループを作り、新聞紙と接着剤を使って高く積み上げたグループが勝ちになるゲームを行いました。
午後2時30分に前半グループが解散。
午後4時30分から後半グループによる講演ワークショップを行いました。夕方になっても天候が悪く、観測をあきらめていましたが、午後11時過ぎに星空が見えたので急遽天体観測を始めました。
12月22日(日)
午前8時30分からの太陽観測は曇天のため中止、午前9時30分に解散しました。
参加者全員で記念撮影
令和元年度 研究発表会 兼 全国高総文祭予選会 を行いました
土浦第三高校にて,令和元年度 茨高文連 自然科学部 研究発表会を開催しました。
茨城県内の高等学校・中等教育学校から、物理7、化学9、生物9、地学3、ポスターのみ1の合計29件の研究発表が行われました。
午前中は口頭発表。スライドを使って工夫を凝らしたプレゼンが行われました。
午後からは写真のようなポスター発表のあと,筑波大学生命環境系助教の高橋真哉先生による基調講演がありました。
審査の結果,次の通り受賞作品が決まりました。
各部門で最優秀賞を受賞した研究作品は,2020年8月に高知県で行われる『第44回 全国高等学校総合文化祭 自然科学部門』に出展します。
◎物理部門
賞 | 学校名 | 部活動名 | 題目 | 備考 |
最優秀賞 | 日立北高 | 科学部 | アルギン酸バリウムゲル粒子による自己駆動運動 2nd |
全国高校総文祭出場 |
優秀賞 | 並木中等 | 科学研究部 | リングキャッチャーのシミュレーション | |
奨励賞 | 日立一高 | 物理部 | 3連成振り子の周期について |
◎化学部門
賞 | 学校名 | 部活動名 | 題目 | 備考 |
最優秀賞 | 水戸一高 | 化学部 | 金属の酸化によるアボガドロ定数のずれの利用と評価 | 全国高校総文祭出場 |
優秀賞 | 日立一高 | 化学部 | アゾ化合物の合成における安全なジアゾカップリング反応の確立 | |
奨励賞 | 水戸一高 | 化学部 | 有機溶媒下における光触媒作用へのラジカルの影響 |
◎生物部門
賞 | 学校名 | 部活動名 | 題目 | 備考 |
最優秀賞 | 水戸一高 | 生物同好会部 | 線虫の連合学習における記憶の書き換え回数と行動の関連性 | 全国高校総文祭出場 |
優秀賞 | 並木中等 | 科学研究部 | シロツメクサにおいて気孔開閉は就眠運動機構に関与しているか? | ポスター部門で 全国高校総文祭出場 |
奨励賞 | 水戸一高 | 生物同好会部 | マイタケの子実体の成分が出芽酵母の代謝に与える影響 |
◎地学部門
賞 | 学校名 | 部活動名 | 題目 | 備考 |
最優秀賞 | 日立一高 | 地学部 | 茨城県会瀬海岸でみられた4年間にわたる海浜地形変動とその要因について | 全国高校総文祭出場 |
優秀賞 | 土浦三高 | 科学部 | ケフェウス座δ星の光度変化に伴うスペクトルの変化 -- 70mm プリズムで捉えられるのか -- |
|
奨励賞 | 土浦一高 | 地学部 | 湿度と音の相関関係(2年次) |
◎ポスター部門
賞 | 学校名 | 部活動名 | 題目 | 備考 |
最優秀賞 | 並木中等 | 科学研究部 | シロツメクサにおいて気孔開閉は就眠運動機構に関与しているか? | 全国高校総文祭出場 |
優秀賞 | 水戸一高 | 化学部 | 金属の酸化によるアボガドロ定数のずれの利用と評価 | 化学部門で 全国高校総文祭出場 |
奨励賞 | 並木中等 | 科学研究部 | 着色を用いずに特定の波長の光をカットする |
夏季研究大会および合同観測会(令和元年度)
2019年8月2日から4日にかけて、毎年恒例の夏季研究大会および合同観測会(夏の合同合宿)を常陸大宮市山方のパークアルカディアで行いました。
前半グループ 8月2日(金)-- 3日(土) 4校 21名参加
後半グループ 8月3日(土)-- 4日(日) 12校 85名参加
会場の「パークアルカディア」
8月2日(金)
14:30 に前半グループが集合し、オリエンテーションの後、講演ワークショップを行いました。これは、少人数の科学講座のことで、生徒たちは複数の講座の中から自由に選んでワークショップを行いました。
17:00 より施設のプラネタリウムで、星空の案内とプラネタリウム鑑賞。
夕食後、19:00から夏の夜空の観測を行いました。
天体観測会で撮影した夜空
8月3日(土)
この日は朝から快晴。大変暑かったため、予定をしていた太陽観測は中止しました。
10:00にふもとの公民館に移動をし、後半グループが合流。
10:30から、全体講演が行われました。
演題:「様々な場面で活躍する身近な素粒子ミューオンと最先端の素粒子実験」
講師:佐藤 優太郎 先生(高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 研究員)
全体講演の様子
午後から、参加校すべての代表者による部活動紹介を行い、全体で集合写真の撮影。ここで前半グループが解散しました。
全員で記念撮影
後半グループがパークアルカディアに移動をし、講演ワークショップとプラネタリウム鑑賞を行い、夕食後に天体観測会を行いました。
8月4日(日)
この日も朝から大変暑かったため、予定をしていた太陽観測は中止。9時に解散しました。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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29   | 30   | 31   | 1   | 2   | 3   | 4   |